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探偵コラム

行方不明者に関する怪文書や怪電話の届く事例は多い・その対処法とは?

行方不明者が発生した場合、それにまつわる怪文書や怪しげな電話がかかってくることは決して珍しくありません。ここでは過去に行方不明者に関してどのような怪文書や電話がかかってきたかについてまとめました。またもし自分の身の回りに行方不明者が発生した場合、どのように対処すればいいかも紹介しますのでいざというときの参考にしてみてください。

行方不明者への怪電話や怪文書の事例

消息の掴めなくなった人の家族など、関係者に対して脅迫とはまた違った怪電話や怪文書のかかってくることは往々にしてあります。実際にあった事例について、いくつかピックアップしてみました。

T.S.君行方不明事件

1965年に発生した子供が行方不明になった事件ですが、行方が分からなくなってから2日後に父親の勤務先と親せき宅、自宅近所のホテルの3カ所に妙な電話がかかってきています。いずれも女の声だったそうです。

まず父親の勤務先に「T君の父親はいますか?」親せき宅には「僕が誘拐した、今日3時ごろまでに熱海駅1番ホームで…」、ホテルには「近所で子供がいなくなったそうですが本当でしょうか?」という電話がかかってきました。さらに近くの鮮魚店には本人と考えられている電話もかかってきています。

O.I.君行方不明事件

1973年に発生した男児の行方不明事件です。事件が発生してから数年経過したときに「山に男児の遺体を埋めた」という怪文書が届きました。具体的な場所についても記載されていたので、その場所で捜索活動が実施されました。しかし男の子と思われる遺体は発見されませんでした。差出人も判明せず、いわゆる怪文書の一つと見られています。

M.Y.さん行方不明事件

1984年に発生した事件なのですが、行方不明になってから半年後から数年にわたって無言電話が被害者の自宅にかかってきました。基本的に数秒程度で切れてしまうのですが、3年半後にかかってきた電話は10~15分という長時間の無言電話でした。無言ではあったのですが、電話の相手はすすり泣いているようだったと言われています。こちらも未解決で、この怪電話をだれが掛けているのかも判明していません。

M.Aさん行方不明事件

1994年9月に発生した女性の失踪事件です。失踪者の父親がテレビのインタビューを受けている映像があるのですが、これがちょっとした話題になりました。父親の背後に本棚があるのですが「○○のはなしは信じるな」という怪文書とも言えるようなものが写り込んでいました。ちなみに「○○」というのは行方不明になっている女性のお姉さんの名前です。これはこの父親が書いたメモなのか、ほかの誰かが自宅に送り付けたものかはっきりしていません。

N.T.さん行方不明事件

2001年に発生した事件です。消息が分からなくなってから数日後に怪文書とも言えるような手紙が自宅に届きました。その内容とは「晴れて妻子と別れ、○○と一緒になれました。2人を探さないでください」という内容のものでした。ちなみに文面の「○○」とは行方不明になった女性の名前です。ワープロで作られた手紙で、誰が送ったかは判明していません。

身近な人が行方不明になったら?

家族など身近な人が行方不明になったら、上で紹介した事例のように電話や怪文書の届く可能性があります。しかしその情報に振り回されることなく、着実に情報収集したほうがいいです。探偵など調査のプロにお願いして人探ししてもらいましょう。

探偵に相談する前にやるべきこと

探偵に行方不明者を探してもらうとなるとそれなりに費用も掛かります。探偵に依頼する前に自分でできることを試してみましょう。まずは私物の確認です。行方不明になる理由として何かしらの事件に巻き込まれたほかにも、自分から意図的に姿を消す場合もあります。意図的に姿を消した場合、私物をすべて持っていっている可能性が高いです。特に通帳や印鑑、保険証、免許証、薬を服用している場合常備薬などがなくなっているのであれば、生活に必要なものを持っていった、現在の居場所から姿をくらませたと考えられます。

また多くの人が今ではパソコンを持っているでしょう。このパソコンにも行方不明になったヒントが隠されているかもしれません。例えばネットの履歴などを確認すると、何らかのヒントが残っているでしょう。具体的にはどこかの場所に関する情報を収集していた場合、そこに移動している可能性が高いです。また誰かとメールにやり取りを頻繁にしている場合、その人が失踪にかかわっていることも疑われます。

もし失踪した人のSNSのアカウントがわかっているのであれば、こちらもチェックしてみるといいでしょう。そうすれば普段どのようなところに出没しているのか、どんな人と一緒にいるかなどがわかります。知人や友人が判明して、彼らとコンタクトをとることで居場所を特定できる可能性もあります。

探偵に相談する際に必要なこと

探偵に調査を依頼する場合には、持っているターゲットの情報をできるだけ全部伝えましょう。外見上の特徴やどんな交友関係があるか、もし写真があれば写真を提供しましょう。探偵としてみれば、人探しの対象人物に関する情報ができるだけ多ければ、それだけ探しやすくなるからです。探偵はターゲットの交友関係をまず調査して、知り合いに聞き込みを実施します。また目撃情報なども収集して、今住んでいる場所や出没する可能性の高いところで張り込みを行います。そして相手を見つけ次第尾行して、現在の居場所を特定していきます。できるだけ早く見つけてもらいたければ、どんな些細なことでも本人に関する情報を多く提供することです。

まとめ

過去の行方不明の事例を見てみると、結構妙な電話や怪文書が関係者に届くことが多いです。怪しげな情報でもわらをもすがるような気持ちで飛びついてしまいそうですが、冷静に対処したほうがいいです。自分たちだけで探す方法もありますが、やはり素人の調査には限界があります。四方手を尽くしても居場所がわからなければ、探偵のようなプロに相談してみましょう。専門家であれば、居場所を特定できる可能性は高いです。

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